執筆日
2008年 03月 15日
昨日から高熱が出た。
体温計をさがす余裕もないくらいだったが、たぶん39~40度くらいではないだろうか。風邪かもしれないがほぼ原因不明。今日は「執筆日」と定めてあったから、体がそれを察知して拒否したのかもしれない。ことほどさように「執筆日」は苦しい。
元編集者ということを知ってかどうか、原稿はよく頼まれる。媒体に合わせて固くも柔らかくも、短くも長くも自在に書けるつもりである。だが多分、それは「これは余技である」ということの気楽さなのだろう。ただ、「アニメの本格的な評論」となると流石に気合が入る。いや、アニメだからではなく、長さだろう(数千字なんていうのもあったからなあ)。
講談の原稿の長さは、それに比べればさして長くはない。ペラにして80枚、いわゆる原稿用紙40枚程度。会話が多いので情報の密度も高くはないだろう。だが、やはりこれが一番苦しい。「執筆日」は「原稿だけ書いていればあとは何もしなくていい日」と定めてあるので何日も取るわけにはいかない。それが逆にプレッシャーになっている気がする。
熱は下がったが、まだ一行も書けてはいない。これから12時間の間にいちおうラストまで書かないといけない。
テーマは「万博」に決まっているワケだが、漠然としたイメージがあるだけで、骨子は書き始めてから固まるハズ。ハズなのだが・・・
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by yoogy
| 2008-03-15 18:15
| 高座