【執筆日記】クリントンさん、あなたに神のお恵みを
2008年 03月 05日
心配になるのは、あんなにシンドそうな選挙戦を一年もやって、それから世界最高権力者になって息切れしないのかなーということ。なんでそんなことを【執筆日記】で書くかといえば、あと18日後に迫っているのに、まだデフラグ進行率は「0%」のまま。目的地につくまでに倒れそうには、ならないんだろうなあかの人は、だから大統領なんかになりたがるんだろうな。
タイトルはいつものように「引き」ですが申し訳ないので。
オバマ氏の
http://www.youtube.com/watch?v=jjXyqcx-mYY
にはやっぱりどうしたって涙は出てしまうわけだが。こないだからあれほど「問題の解決に情緒を中心においてはいけない」と戒める文章ばかり書いているのに。
しかし結局、独裁者でもない政治家にできることなんて「夢」を見せることでしかないんじゃないか。ゴアが大統領になっていたら何万人が死なずに済んだかなんて考えてみても仕方ない。あの時、確かにアメリカの人たちは「古きよき夢を見せてくれる」カウボーイを選んでしまったんだ。なにしろそのためには自分たちの命まで捧げると誓うほどに。それほどまでに「夢」を持たせることは大事なんだ。危険なんだ。
「私が黒人初の大統領に」
「私が女性初の大統領に」
「あら、じゃあ、私でいいじゃない」とライスが。
まだ知らない人のためにご紹介の小話。
チラシを見ての通り、もしかすると「大阪万博」の話になるかもしれない。どこかにも書いたが「ビル・ゲイツはシアトル万博に衝撃を受けて本当に未来を作った」。夢は人に見せられるものでなく、自分で「見て」いかなくてはいけない。オバマ氏のソングには感動するけど、それが何も主張していないことを知らなくてはならない。彼に夢を見るならば、自分がそこに近づかなくてはいけない。大統領は神様ではない。無条件に命をあずけるべき存在ではないのだ。
1970年。いまから38年前。日本はどんな夢を見ていただろう。
それはやはり「大阪万博」に集約されていたりはしないだろうか?
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』のパクリにならないように、それを描く方法はあるか。
by yoogy
| 2008-03-05 18:05
| 高座