生存報告(某コミュニティサイトより転載)
2009年 01月 25日
二週間日記を書かなかった。
一度、何か酔って書きつけた覚えがあるが、なぜかアップされていない。
一週間ほど郷里にいた。
その間には『歳月』『胡蝶の夢』と幕末を読み進んでいた。
自分のブログに「日本幕末化計画」というのがあるが、明治の「革命の後の悲惨」を知るにつけ、ただ乱世を焚きつけるのも無邪気すぎるという気もしないではなくなってきた。
東京に戻る時は久々に「昼間」長距離バスを使った。中央線は東海道よりも時間がかかるが後ろの席が開いているとのびのびとして家にいるよりもむしろ読書が進む。今後も利用することにする。
ただ、作中の不遇の英才(『胡蝶の夢』の伊之助など)にあまり感情移入するとバスの景色が現実からの遊離に作用する。桑原桑原。
今週は横浜で演劇大学の講義がある。さて、どの程度演劇論を入れるか。
舞台上での「演技」という技術を大別すると、私見だが二系統に別れるだろう。スタニスラフスキー系とブレヒト系、リアルな感情再現系と「そういうものに自覚的である」系といえるか。
師匠(二代目山陽)から講談を教わる時驚いたのは「感情移入」に関するメソードが一切なく、たとえば「体が疲れているようにやってごらん」と実にフィジカルな教え方をされたということだ。
このあたりをどう伝えるか。おそらくそれは、生徒の質に左右されることになると思う。
少しこの日記を利用してまとめていくかな?
一度、何か酔って書きつけた覚えがあるが、なぜかアップされていない。
一週間ほど郷里にいた。
その間には『歳月』『胡蝶の夢』と幕末を読み進んでいた。
自分のブログに「日本幕末化計画」というのがあるが、明治の「革命の後の悲惨」を知るにつけ、ただ乱世を焚きつけるのも無邪気すぎるという気もしないではなくなってきた。
東京に戻る時は久々に「昼間」長距離バスを使った。中央線は東海道よりも時間がかかるが後ろの席が開いているとのびのびとして家にいるよりもむしろ読書が進む。今後も利用することにする。
ただ、作中の不遇の英才(『胡蝶の夢』の伊之助など)にあまり感情移入するとバスの景色が現実からの遊離に作用する。桑原桑原。
今週は横浜で演劇大学の講義がある。さて、どの程度演劇論を入れるか。
舞台上での「演技」という技術を大別すると、私見だが二系統に別れるだろう。スタニスラフスキー系とブレヒト系、リアルな感情再現系と「そういうものに自覚的である」系といえるか。
師匠(二代目山陽)から講談を教わる時驚いたのは「感情移入」に関するメソードが一切なく、たとえば「体が疲れているようにやってごらん」と実にフィジカルな教え方をされたということだ。
このあたりをどう伝えるか。おそらくそれは、生徒の質に左右されることになると思う。
少しこの日記を利用してまとめていくかな?
by yoogy
| 2009-01-25 21:32